お疲れさまです。
石井 かつなり です。
もう、10月も終わり。
今年もあと2ヶ月です。
今年、やり残したことがありませんか?
最近、私の周りで、
「長年勤めた会社を離れて、起業したとして、本当に自分一人でやれるのか」
という声をよく聞くようになりました。
これは多くの方が抱える、最もリアルな壁の一つです。
会社に守られてきた50〜60代のビジネスマンが、
いざ独立しようとすると、長年染み付いた「サラリーマン脳」が足かせになる。
安定と承認を求めてしまう。
これは自然なことです。
ただ、新しい挑戦には、まず「脳のOS」をアップデートする必要があります。
今日は、私自身が起業した15年前から繰り返し自問した,
「3つの質問」を紹介しましょう。
この問いに、ぜひ正直に答えてみてください。
あなたの事業の輪郭が、きっと見えてくるはずです。
【質問1】「給料ゼロ」でも続けられることは何ですか?
起業を考えるとき、誰もが最初に「いくら稼げるか」を考えます。
もちろんお金は大事です。
しかし、会社員時代との決定的な違いは、安定的な給与という燃料がなくなることです。
会社の仕事は、給料がもらえるから続けられる側面があります。
しかし、起業した事業は、たとえ最初の1年間、一銭も利益が出なくても、
あなたの情熱と好奇心だけで動かし続ける必要があります。
これが「持続可能性」です。
あなたのこれまでのキャリアの中で、
プライベートの時間や、残業代がつかなくても
「ついやってしまったこと」は何でしょうか?
それは、資料作りですか?
人の悩みを聞くことですか?
それとも、特定の技術を極めることでしょうか?
「儲かるから」ではなく、「好きだから、必要とされているから」という純粋な燃料。
これが、セカンドライフ起業を成功させるための、
実は最も強力なエンジンになるんですよ。
【質問2】あなたの「ムダなこだわり」は誰の役に立ちますか?
サラリーマンとして成果を出してきた方には、
「完璧な資料」
「ミスのないプロセス」
「詳細な計画」
といった品質への高いこだわりがあります。
これは素晴らしい能力です。
しかし、スピードが命のスタートアップや、
小さな顧問ビジネスにおいて、
この「完璧主義」はしばしばブレーキになります。
「まだ準備不足だから」と事業の公開を遅らせる。
資料を美しく整えることに時間を使いすぎる。
これらは、組織の中では正解でも、
市場においては「ムダなこだわり」になってしまうことがあります。
顧客が本当に欲しがっているのは、あなたの完璧な資料ではなく、
「今すぐ解決できる、動く解決策」です。
あなたの過去の経験の中で、
「こうでなければならない」
と思い込んでいるルールやプロセスを一度棚卸ししてみましょう。
そして、そのこだわりを捨てることで、顧客への価値提供が早くなるなら、
躊躇なく手放す勇気が必要です。
あなたのこだわりは、本当に顧客の笑顔につながっていますか?
【質問3】「部長の承認」より「顧客の笑顔」を優先できますか?
会社員のマインドセットの核は、「上司の評価」と「社内の政治」です。
私たちは、知らず知らずのうちに、最も偉い人、最も権力のある人を意思決定の軸にしてきました。
しかし、独立した瞬間、
あなたの事業の「部長」は顧客一人になります。
あなたの評価基準は、社内会議での承認ではなく、顧客の財布からお金を出していただくという行為と、その後の感謝の言葉に変わります。
もしあなたが、会社員時代と同じように、サービス設計の際に
「このやり方だと、以前の社長はどう言ったかな」
「業界の常識と違うから、上層部に怒られるかも」
という発想が頭をよぎるなら、要注意です。
起業は、顧客の課題解決に100%フォーカスし、外部の声に耳を傾けることです。
あなたの意思決定の軸は、今、どこにありますか?
内向きの論理ではなく、外向きの「市場」を向いていますか?
まとめ
この「3つの質問」は、あなたの不安を煽るためのものではありません。
むしろ、ご自身の「心の羅針盤」を、会社という大きな船から、
自分だけの小さなヨットに移し替えるための、大切なスイッチです。
「給料ゼロでも続く情熱」
「顧客のためのムダの排除」
「顧客最優先の意思決定」
この3つが揃えば、あなたの長年の経験は、必ずセカンドライフ起業の大きな糧になります。
【追伸】不安を「事業計画」に変えましょう
もし、この3つの質問に答えるのに少しでも戸惑いを感じたなら、
それはまだ「サラリーマン脳」があなたの中に残っている証拠です。
それは悪いことではありません。
不安は、準備でしか解消できません。
私、石井かつなりは、この「3つの質問」への答えを、具体的な事業計画のステップへと落とし込むサポートをしています。
あなたの長年の経験という「古酒」を、どうやって新しい事業という「お酒」に“醸造”していくのか。
その最初のステップを、ぜひ一緒に踏み出してみませんか?
まずは、あなたの現状の悩みや、3つの質問への答えを、私に聞かせてください。
というわけで、今回は、サラリーマン脳を脱ぎ捨てる「3つの質問」のお話しでした。

